公開調査データ

2011年 新成人に関する調査

2011年01月07日

トピックス

  • '日本の将来'が「不安」9割。私たちの世代が「日本を変えてゆきたい」約7割。
  • これから日本は「雇用対策」「景気回復」に取り組むべき、7割超。
  • 「自分をアピール」「目立つこと」は'苦手'約5割。「空気を読むこと」は'重要'約9割。
  • 買い物は「クーポン使って賢くしたい」9割。飲食代は「割り勘がよい」半数超。

インターネット調査会社の株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表:杉本哲哉)は、今年(2011年)、成人式を迎える全国の新成人を対象に、「2011年 新成人に関する調査」を実施いたしました。

調査手法はインターネットリサーチ。調査期間は2010年12月21日(火)~12月22日(水)。有効回答数は500名から得られました。

調査概要

調査方法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国
調査対象 : 平成2年~平成3年生まれの男女のうち、2011年成人式の参加対象となる人(マクロミルモニタ会員)
有効回答数 : 合計500サンプル(男性250サンプル、女性250サンプル)
調査日時 : 2010年12月21日(火)~12月22日(水)
調査機関 : 株式会社マクロミル

調査結果

"日本の将来"が「不安」9割。私たちの世代が「日本を変えてゆきたい」約7割。

今年成人式を迎える新成人に日本の将来についてどう感じているか尋ねたところ、「安心(非常に安心+やや安心)」という回答が10%、「不安(非常に不安+やや不安)」という回答が90%となりました。就職に関しての不安も大きく、今後就職を控えている人の82%が'就職'に対して「不安を感じている」と回答しています。

そんな日本の将来に対し、新成人に自身はどうしてゆきたいか尋ねました。'自分たちの世代が日本を変えてゆきたい'と思うかという問いに「そう思う」という回答が19%、「ややそう思う」が49%と合計で約7割が自分たちの手で日本をよりよくしたいと考えているようです。具体的にどうしてゆきたいか尋ねると、「選挙に参加して政治を変えたい」と選挙権の行使を挙げる声のほか、「仕事を通じて日本を変えたい」「NPO活動を通じて、社会貢献して現状を変えたい」など様々なコメントが寄せられました。

日本の将来について<n=500>

Q.あなたは、「日本の将来」について、安心を感じますか、不安を感じますか。

「日本の将来」が安心/不安と思う理由(自由回答一部抜粋)

Q.あなたが、「日本の将来」について安心/不安とお答えになった理由を具体的にお知らせください。

自分たちの世代が日本を変えていきたいと思うか<n=500>

Q.あなたは、自分たちの世代が日本の将来を変えてゆきたいと思いますか。

日本をどのように変えていきたいか、日本はどうあるべきか(自由回答一部抜粋)

Q.あなたはどのように、日本を変えてゆきたいと思いますか。日本はどうあるべきか、自身で考えていることなどご自由にお書きください。

これから日本は「雇用対策」「景気回復」に取り組むべき、7割超。

政治・選挙・経済に対する関心について尋ねたところ、政治に対して「関心がある(関心がある+やや関心がある)」と回答した人は75%、選挙については64%、経済については82%が「関心がある」と回答しています。

これから日本が取り組むべきと思うことを尋ねると、「雇用対策」が75%で最も高く、次いで「景気対策」が70%となりました。

これからの日本が取り組むべきと思うこと<n=500>

Q.これからの日本が取り組むべきだと思うことは何ですか。(複数回答)

"アピール""目立つこと"は苦手、約5割。"空気を読むこと"は重要、約9割。

周囲とのコミュニケーションについて尋ねました。「人の話を聞いて理解すること」を68%の人が「得意(得意+どちらかといえば得意)」と回答する一方で、「自分をアピールすること」「目立つこと」は、約半数が「苦手(苦手+どちらかといえば苦手)」と回答しています。

また、「空気を読むこと」は重要か尋ねると「そう思う(ややそう思う+そう思う)」と回答した人が89%となっており、周囲と歩調を合わせようとする人が多いようです。。

コミュニケーションについて<n=500>

Q.あなたは、下記に示したことは得意ですか、苦手ですか。

物事に関する考え方<n=500>

Q.「空気を読むこと」は重要だと思いますか。

買い物は「クーポン使って賢くしたい」9割。飲食代は「割り勘がよい」半数超。

消費に関する考え方について尋ねたところ、「クーポン券やポイントカードを活用して賢く買物をしたい」と考える人は92%、「衝動買いよりも、比較検討をして買い物をすることが多い」という回答が74%と、男女ともに賢く慎重に買物をしている様子がうかがえます。

支払いに関しては、「飲食代は年齢や性別に関係なく割り勘がよい」と考える人が59%、「おごられるのは気を遣うので好きではない」は55%と'割り勘志向'が過半数を占めていました。

消費、男女観、結婚観について<n=500>

Q.下記に示した意見に対して、あなたご自身の考えを「そう思う」~「そう思わない」でお答えください。

【調査結果へのリンク・結果の引用・転載について】

本調査へのリンクはフリーです。
データを転載・引用する場合は、マクロミルの調査であることを明記してください。

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