公開調査データ

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)にともなう生活支援に関するチャリティー・アンケート

2011年04月13日

トピックス

  • 地震発生以降、特に不足しているものは「ガソリン」「灯油」
  • 災害に関するニュースや生活情報の入手は「テレビ」「ラジオ」「パソコン」。
    「ツイッターなどのSNS」は16%
  • 被災地に対して協力していること・協力したいことは
    「義援金・災害募金」「買い占め・買いだめを控える」「節電」

インターネット調査会社の株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表:杉本哲哉)は、全国のマクロミルモニタを対象に、「東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)にともなう生活支援に関するアンケート」を実施いたしました。

調査手法はインターネットリサーチ。調査期間は2011年3月16日(水)~3月22日(火)で、有効回答数は344,142名となりました。なお、本レポートでは3月17日に発表いたしました速報値を含め、まとめております。

また、本調査はマクロミルモニタに対して回答謝礼にあたる「20ポイント(20円相当)」を寄付することを呼びかけ実施したもので、回答者数×一人当たり20ポイント(20円相当)分を義援金として、マクロミルから日本赤十字等の団体へ寄付いたします。

被災者の方々、並びにご家族・ご関係者の皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

調査概要

調査方法 : インターネットリサーチ
※ただし、地震の影響によりインターネット接続が困難な方もいらっしゃるため、
アンケートに回答できる環境にある方だけの結果となります。
調査地域 : 全国
調査対象 : マクロミルモニタ会員
有効回答数 : 344,142サンプル
調査日時 : 2011年3月16日(水)~3月22日(火)
調査機関 : 株式会社マクロミル

調査結果

地震発生以降、特に不足しているものは「ガソリン」「灯油」

今回の震災をうけ、現在も日常生活が困難な地域に在住している人に対し、地震発生以降に困っていること・不安に思っていることを複数回答で質問したところ、「ガソリン・灯油が入手しにくい」が90%、「食料が入手しにくい」82%が上位に挙がりました。

身の周りで不足していて困っている商品は「乗用車のガソリン」が83%。これに「食料品」70%、「灯油」60%、「飲料水」46%と続きます。日用生活品の不足も深刻ですが、生活において緊急性が高いものは、ガソリン・灯油などの燃料とみることができます。特に福島以北の東北地方でその傾向が顕著です。

地震発生以降の生活で困っていること、不安に思っていること
<ベース:震災を受け、現在も日常生活が困難な地域n=8,851>(複数回答)

Q.地震の発生以降の生活で困っていることや不安に思っていることを全てお知らせ下さい。

身の周りに不足している商品で現在の生活上困っているもの
<ベース:震災を受け、現在も日常生活が困難な地域n=8,851>(複数回答)

Q.地震の発生以降に身の周りに不足している商品で、現在の生活上困っているものを全てお知らせ下さい。

災害に関するニュースや生活情報の入手は「テレビ」「パソコン」「ラジオ」に依存。
「ツイッターなどのSNS」は16%

災害に関するニュースや生活情報の入手方法について尋ねたところ、「テレビ」87%、「ラジオ」64%、「パソコンによるニュースサイト・関連HP」55%の順となっており、「インターネット」と同様に「ラジオ」がよく活用されていることが分かりました。また、「ツイッターなどのSNS」と回答した人は16%でした。

地震発生以降の親族・知人との安否確認の方法は、「携帯電話のメール」76%、「携帯電話の通話」70%、「固定電話」38%の順となっており、携帯電話による通信比率が高くなっています。一方、約1割の人が「通信会社などが提供する伝言サービス」を利用して安否確認を行いました。

災害に関するニュースや生活情報の入手方法
<ベース:震災を受け、現在も日常生活が困難な地域n=8,851>(複数回答)

Q.地震の発生以降、災害に関するニュースや生活情報はどのような方法で入手していますか。

親族・知人との安否確認の方法
<ベース:震災を受け、現在も日常生活が困難な地域n=8,851>(複数回答)

Q.地震の発生以降、親族・知人との安否確認はどのような方法で連絡を取りましたか。

被災地に対して協力していること・協力したいことは「義援金・災害募金」「買い占め・買いだめを控える」「節電」

震災を受けなかった地域に在住する人に対し、あなた自身ができることがあれば協力したいかとの質問に対しては69%が「ぜひ協力したい」と回答。「協力してもよい」30%と合わせると、99%もの人が協力態度を示しており、全国を通じて高い支援意向がうかがえます。また現在協力していること、したいことでは「義援金・災害募金への協力」が83%にのぼっています。

震災は受けなかった地域<ベース:震災は受けなかった地域(n=223085)>(単一回答)

Q.被災地にお住まいの方のためにあなたご自身ができることがあれば協力をしたいと思いますか。

協力したい計:98.6%

被災地にお住まいの方のために現在協力していること・今後したいこと
<ベース:震災は受けなかった地域(n=223085)>(複数回答)

Q.被災地にお住まいの方のためにあなたが現在協力していること、また今後協力したいと考えているものを 全てお知らせ下さい。

被災地域の方から全国の方へのメッセージ

全国の方に対してのメッセージを募ったところ、多くのコメントが寄せられました。一部抜粋してご紹介します。

全国の方から被災地域の方へのメッセージ

被災地域の方に対してのメッセージを募ったところ、多くのコメントが寄せられました。一部抜粋してご紹介します。

【調査結果へのリンク・結果の引用・転載について】

本調査へのリンクはフリーです。
データを転載・引用する場合は、マクロミルの調査であることを明記してください。

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