公開調査データ

2012年新成人に関する調査

2012年1月5日

トピックス

  • 私たちの世代が「日本を変えてゆきたい」約8割
  • 7割超が「政治」「経済」に関心あり。日本は「雇用対策」「景気対策」に取り組むべき
  • 希望する職業は、1位「公務員」2位「技術系の会社員」
  • 国民年金を「将来、自分がもらえるか不安」9割

インターネット調査会社の株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表:杉本哲哉)は、今年(2012年)、成人式を迎える全国の新成人を対象に、「2012 年新成人に関する調査」を実施いたしました。調査期間は2011年12月6日(火)~12月8日(木)。有効回答数は500名から得られました。

調査概要

日本全国
調査方法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国
調査対象 : 平成3年~平成4年生まれの男女のうち、2012年成人式の参加対象となる人(マクロミルモニタ会員)
有効回答数 : 男性:250s 女性:250s 合計:500s
調査日時 : 2011年12月6日(火)~12月8日(木)
調査機関 : 株式会社マクロミル

調査結果

日本の未来は暗いと思うが80%

今年成人式を迎える新成人に、日本の未来についてどう考えているか尋ねたところ、「明るいと思う」と回答した人は20%となりました。一方、「暗いと思う」という回答は80%でした。

そんな日本について、自分たちの世代が国を変えてゆきたいと思うか尋ねると、「そう思う」と回答した人は77%に達しています。'グローバル化すべき''年金・医療制度の整備が必要'など今後の日本のあり方について触れ、日本を世界に誇れる国にしたいという意見が寄せられました。

私たちの世代が「日本を変えてゆきたい」約8割

Q.あなたは、自分たちの世代が日本の将来を変えてゆきたいと思いますか。

日本をどのように変えていきたいか、日本はどうあるべきか<自由回答一部抜粋>

Q.あなたはどのように、日本を変えてゆきたいと思いますか。

7割超が「政治」「経済」に関心あり。「雇用対策」「景気対策」に取り組むべき

政治・選挙・経済に対する関心を尋ねたところ、政治に対して「関心がある」と回答した人は72%、選挙に対しては59%、経済に対しては76%となりました。

これから日本が取り組むべきと思うことについて尋ねたところ、「雇用対策」が70%で最多、次いで「景気対策」が66%となっています。

関心がある政治・経済・社会問題については、「若者の就職率の低さ」が63%で最多、次いで「増税」「年金制度」が各々45%、「震災地復興の遅れ」「TPP」がともに39%となっていました。

政治、選挙に対する関心

Q.あなたは、「政治」「選挙」「経済」にどの程度、関心がありますか。

これからの日本が取り組むべきと思うこと<n=500>

Q.これからの日本が取り組むべきだと思うことは何ですか。

希望する職業は、1位「公務員」2位「技術系の会社員」

今後働き始める新成人に、将来どのような職業に就きたいか尋ねました。1位は「公務員」で19%、2位が「会社員(技術系)」15%、3位「会社員(サービス系)」「会社員(事務系)」が各々6%となりました。公務員では、「地方公務員」「教員」が人気となっています。

就きたい仕事が決まっている人に対し、就職に対して不安を感じているか問うと「不安を感じている」という回答が79%と約8割を占めました。'先輩たちの就職難を見ている''募集人員が少ない''正社員になれるか不安'などの声があり、先々を焦燥している人も多いようです。

将来、どのような仕事に就きたいか<ベース:現在、学生、パート・アルバイト、無職の人/n=484>

Q.あなたは、将来どのような職業に就きたいと思っていますか。

【調査結果へのリンク・結果の引用・転載について】

本調査へのリンクはフリーです。
データを転載・引用する場合は、マクロミルの調査であることを明記してください。

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