公開調査データ
〜就活生300人に聞く〜
就職活動の実態調査
2013年02月22日
トピックス
- 就職活動で役立つものは「スマートフォン」9割超。2年前より10ポイント上昇
- 4割の就活生が‘ソー活’をしている。1位Facebook、2位Twitter
- 大手企業から複数内定をもらう「カリスマ内定者」に‘憧れる’57%
インターネット調査会社の株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表:杉本哲哉)は、全国と東北3県在住の20~69歳の男女を対象に「東日本大震災に関する調査」を実施いたしました。調査手法はインターネットリサーチ。調査期間は2013年2月7日(木)~2月8日(金)。有効回答数は全国で1,041名、東北3県(宮城県・福島県・岩手県)では514名から得られました。
今回は、被災地の現状を把握するとともに、全国の人達の意識や生活変化を探りました。また、グループ会社である中国のマクロミルチャイナと韓国のエムブレインにも協力を求めて調査を実施。隣国である中国・韓国は日本をどう見ているのか、日本に対するイメージなどを調査しました。これらを一冊のデータ集としてまとめ、『震災白書2013』として発表いたします。
調査概要
調査方法 | : | インターネットリサーチ |
---|---|---|
調査地域 | : | 茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県 |
調査対象 | : | 大学3年生・大学院1年生で就職活動中の方(マクロミルモニタ会員) |
有効回答数 | : | 合計300サンプル(男性150サンプル、女性150サンプル) |
調査日時 | : | 2013年2月8日(金)~2月11日(月) |
調査機関 | : | 株式会社マクロミル |
調査結果
就職活動で役立つものは「スマートフォン」9割超。2年前より10ポイント上昇
現在、就職活動中の一都六県に住む大学生・大学院生に、就職活動で役立つものは何かを尋ねました。情報機器では「パソコン」を‘役立つ(とても役立つ+まあ役立つ)’と回答した人は98%となりました。また、「スマートフォン」では93%の人が役立つと回答。2011年の調査より10ポイントも上昇していました。パソコンに加え、今やスマートフォンも就職活動に必須のアイテムと言えそうです。
さらに、就職マニュアル本・対策本は88%と、2011年調査より6ポイント上昇しており、新聞よりも高い数値となっています。
4割の就活生が‘ソー活’をしている。1位Facebook、2位Twitter
就職活動にブログやクチコミ掲示板、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)など「ソーシャルメディア」を活用しているか尋ねたところ、42%が‘活用している’と回答しました。2011年の調査でも尋ねた‘ソー活’は、4ポイント上昇していました。
男女別でソー活率を見ると、男性36%に対し女性は47%と、男性よりも女性のほうが積極的にソー活を行っていることがわかりました。女性は男性よりも就職状況が厳しいと言われており、こうした状況下でより多くの情報を得ようとする姿勢がうかがえます。
また、ソー活を行っている就活生に具体的に活用しているSNS を尋ねたところ「Facebook」が78%、 「Twitter」が72%と、いずれも7 割を超えました。
大手企業から複数内定をもらう「カリスマ内定者」に‘憧れる’57%
就職難が続く中、大手企業の内定を複数とる学生は「カリスマ内定者」と呼ばれ、その就活ノウハウをまとめた指南本や、優秀な学生と交流できるSNSサイトなどが出現しています。そこで、そんな「カリスマ内定者」についてどう思うか尋ねたところ、57%の人が「憧れる」と回答しました。
また、カリスマ内定者から就活ノウハウなどを「参考にしたい」とした人は61%と、就職活動において、マニュアル化の流れを顕著に感じさせる結果となりました。
【調査結果へのリンク・結果の引用・転載について】
本調査へのリンクはフリーです。
データを転載・引用する場合は、マクロミルの調査であることを明記してください。