公開調査データ

2013年 新社会人の意識調査

2013年05月29日

トピックス

  • 「第1希望」に就職した新社会人は、リーマンショック以降最高の46%
  • 「スペシャリスト志向」「能力主義志向」いずれも下降傾向
  • 上司からの「友達申請」や「フォロー」を過半数が「困るが、受け入れる」、
    2割は「受け入れない」
  • 職場でアベノミクス効果による景気向上を「感じている」13%

株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:杉本哲哉)は、今年4月より働き始めた全国の新社会人(会社員・公務員)を対象に、「新社会人の意識調査」を実施いたしました。調査手法はインターネットリサーチ。調査期間は2013年5月10日(金)~5月15日(水)。有効回答数は500名から得られました。

調査概要

調査方法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国
調査対象 : 22~25歳(浪人・留年等含む)の2013年に新社会人となった会社員・公務員(マクロミルモニタ会員)
有効回答数 : 合計500サンプル(男性250サンプル、女性250サンプル)
調査日時 : 2013年5月10日(金)~5月15日(水)
調査機関 : 株式会社マクロミル

調査結果

「第1希望」に就職した新社会人は、リーマンショック以降最高の46%

2013年度の新社会人を対象に、現在の勤務先にどの程度満足しているか尋ねたところ、「満足(満足+どちらかといえば満足)している」と回答した人は66%となりました。時系列で見ると、2011年は78%、2012年は70%、2013年は66%と2011年以降満足度は下降傾向で、最近5年間では最も低くなっています。職場に満足しているポイントを尋ねると、「職場の人間関係が良い」が最多で55%、次いで「職場の雰囲気が自分に合う」が51%となりました。また、「勤務先が第何希望だったか」を尋ねたところ、「第1希望」と回答した人は46%で、2008年のリーマンショック以降に就職活動を行った人たちの中では最も高くなっています。

Q.現在の勤務先は第何希望か

「スペシャリスト志向」「能力主義志向」いずれも下降傾向

仕事において「ゼネラリスト」と「スペシャリスト」のどちらになりたいか尋ねたところ、「ゼネラリスト志向」は40%となっています。一方、「スペシャリスト志向」は42%でした。2011年、2012年調査と比較すると、「スペシャリスト志向」は年々下降傾向となっています。

また、賃金体系において「年功序列」と「能力主義」のどちらを望むか尋ねたところ、「年功序列志向」は37%となっています。一方、「能力主義志向」は34%でした。2011年、2012年調査と比較すると、「能力主義志向」も下降傾向となっています。

職種志向

Q.あなたは仕事においてA.ゼネラリストとB.スペシャリストのどちらになりたいと思いますか。

賃金体系志向

Q.あなたは、A.年功序列型賃金体系、B.能力主義型賃金体系のどちらを望みますか。

上司からの「友達申請」や「フォロー」を過半数が「困るが、受け入れる」、
2割は「受け入れない」

もし、社内の人からSNS の「友達申請」や「フォロー」が来たらどのように感じ、対応するか尋ねました。同期入社の同僚からなら「嬉しいので、受け入れる」が63%となっていますが、上司からの場合は52%が、先輩からの場合は45%が「困るが受け入れる」と回答しており、相手の立場が上位になるほど友達申請やフォローは仕方なく受け入れている様子がうかがえます。さらに約2割が上司や先輩からの友達申請やフォローを「受け入れない」と答えました。

社内の人からSNSの「友達申請」や「フォロー」について(n=500)

Q.あなたは、もし社内の人からSNSの「友達申請」や「フォロー」が来たらどのように感じ、対応すると思いますか。その時の気持ちと対応について、上司、先輩、同期入社の同僚についてお知らせください。
※SNSを使用していない人や、用途によってアカウントを使い分けている人も、社内の人から申請が来た場合を考えてお答えください。

職場でアベノミクス効果による景気向上を「感じている」13%

働き始めて約1ヶ月間に、職場でアベノミクス効果による景気向上を感じているかどうか尋ねたところ、13%の人が「感じる」と回答しています。その理由を具体的に尋ねたところ、「社員全員に臨時ボーナスが入ったから」「今まで、会社の方が企画してくれた飲み会では、お金を払わずに飲み食いさせてもらっている。また、最近の業績が良いので、冬季のボーナスを皆が待ち望んでいる様子で話をしているから」「1人13万円する研修に私を含めて何人も行かせてくださったから」など様々な意見が挙がりました。

職場におけるアベノミクス効果による景気向上の実感の有無(n=500)

Q.入社されて約1ヶ月が経ちました。会社の業績や給与が上がる、会社のイベントがいつもより豪華になる、飲み会で先輩や同僚の財布の紐がゆるい・・・など、あなたは職場でアベノミクス効果による景気向上を感じますか。

【調査結果へのリンク・結果の引用・転載について】

本調査へのリンクはフリーです。
データを転載・引用する場合は、マクロミルの調査であることを明記してください。

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