マクロミル
公開調査データ
2005年7月25日
海外8ヵ国消費者調査 「思い浮かぶ日本企業・日本製品のイメージ」
トピックス
■ 海外の消費者が思い浮かべる「日本の企業名」は、「ソニー」がトップ。
■ 8カ国の消費者の過半数以上が日本製品に好感を持っている。香港、台湾からの好感度が非常に高い。
■ 日本製品のイメージは、「品質が高い」「デザインが良い」「革新的」。
■ 欧米に比べ、アジアの方が、商品を購入する際に生産(製造)国を気にする度合いが高い。
 ネットリサーチの株式会社マクロミル(本社:東京都港区、社長:杉本哲哉、東証一部3730)と大規模海外調査パネルを運用する株式会社エー・アイ・ピー(本社:東京都千代田区、社長: 渡邉秀文)は、海外8ヵ国の消費者を対象とした海外調査を実施いたしました。
 調査手法はインターネットリサーチ。調査期間2005年6月10日〜6月20日、調査対象はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、中国(北京、上海、広州)、香港、韓国、台湾の20才以上の男女(海外との比較のために日本でも実施)。各国別に性別と年代を均等に割り付けて回答の回収を行い、有効回答数は各国320名(※中国は北京287名、上海320名、広州241名、香港320名)です。
 今回の海外調査は、インターネットを活用することで、海外の消費者に対し手軽に市場調査を実施することが可能になったことを背景に、世界各国の消費者の特性、価値観、ライフスタイルを理解するために実施したものです。
調査の企画・分析・レポートをマクロミルが担当し、エー・アイ・ピーの海外調査バネルを対象に調査実施いたしました(日本国内の調査については、マクロミルの国内調査パネル)。
 マクロミルとエー・アイ・ピーは今回実施した海外調査結果を、90ページを超える海外調査レポート『THE LIFE - Online Research of Global Lifestyle-』としてまとめ、 インターネットを活用した海外調査に関心を持つ方を対象に、7月25日より、無料でレポート提供を開始いたします。
【 調 査 概 要 】
調査方法 : インターネットリサーチ
調査地域 : アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、韓国、中国、香港、台湾、及び日本
調査対象 : 男女20才以上60才未満
有効回答数 : 各国320サンプル
(※中国は北京287サンプル、上海320サンプル、広州241サンプル)
サンプル抽出法 : 性・年代別(20代、30代、40代、50代)に均等に割付
(※中国、北京・広州の40代、50代を除く)
調査日時 : 2005年6月10日〜6月20日
実施機関 : 株式会社マクロミル/株式会社エー・アイ・ピー
【 調 査 結 果 】
■海外の消費者が思い浮かべる「日本の企業名」は、「ソニー」がトップ。
フランスをのぞく7カ国で全て「ソニー」が1位。韓国人の8割、中国人の7割が「ソニー」を想起した。
2位以降は「トヨタ」「ホンダ」等自動車メーカ、「東芝」「松下電器」など電機メーカが上位にならんだ。
■8カ国の消費者の過半数以上が日本製品に好感を持っている。香港、台湾からの好感度が非常に高い
日本製品の好感度(「非常に好き」+「好き」の合算)は、8カ国の各国消費者の過半数以上から「好き」と回答を得た。とくに、香港(96%)、台湾(89%)からの好感度が高く、次いでアメリカ(72%)、イギリス(70%)。中国からの好感度は52%だった。
日本製品のイメージは、「品質が高い」「デザインが良い」「革新的」。
日本人自身は日本製品に「デザインがよい」「革新的」というイメージを持っていないのに対し、海外の消費者からみた日本製品は、日本人も自国製品の強みと考えている「品質が高い」に加え、「デザインが良い」「革新的な」イメージがあると評価されている。
■欧米に比べ、アジアの方が、商品を購入する際に生産(製造)国を気にする度合いが高い。
アジアの人は欧米の人に比べて、商品ジャンル6分野いずれにおいても「生産(製造)国を気にする」とする回答が高い。特に、電化製品については、欧米(45%)に対して、アジアは84%とその差は大きい。
調査結果へのリンク・結果の引用・転載について
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