マクロミル
公開調査データ
2005年12月14日
韓国における日本人タレント・スポーツ選手の人気調査
トピックス
■ 男性タレント「木村拓哉」、女性タレント「広末涼子」
■ ミュージシャン「X JAPAN」、スポーツ選手「野茂英雄」が認知度トップ
  株式会社マクロミル(本社:東京都港区、社長:福羽泰紀)と株式会社エー・アイ・ピー(本社:東京都千代田区、社長: 渡邉秀文)は、「韓国における日本人タレント・スポーツ選手の人気調査」を共同実施いたしました。
調査手法はインターネットリサーチ。調査期間2005年11月21日(月)〜11月22日(火)、調査対象はエー・アイ・ピーの韓国調査パネル20〜39才の男女。有効回答数は498名から得られました。
【 調 査 概 要 】
調査方法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 韓国
調査対象 : エー・アイ・ピーの韓国調査パネル 20〜39歳の男女
有効回答数 : 計498サンプル (下記の通り均等割付、回収)
男性20代 125サンプル 女性20代 125サンプル
男性30代 125サンプル 女性30代 123サンプル
調査日時 : 2005年11月21日(月)〜11月22日(火)
実施機関 : 株式会社マクロミル、株式会社エー・アイ・ピー
【 調 査 結 果 】
韓国で認知度1位の日本人男性タレントは「木村拓哉」 (30%)
韓国で認知度1位の日本人女性タレントは「広末涼子」 (37%)
 韓国で認知度が高い日本人タレントをそれぞれ聞いたこところ、男性タレントでは、「木村拓哉」が30%と最も高く、次いで「北野武」が27%と続いています。上位にはジャニーズ事務所所属のタレントが多くランキングされています。「北野武」が2位にランキングされているのは、北野武監督の映画が韓国で評価されていることが背景にあるようです。
   また女性タレントでは、「広末涼子」が37%と最も高くなっています。映画「鉄道員(ぽっぽや)」が韓国において人気を博したことが大きな要因と思われます。「広末涼子」は好感度も25%と2位以下を大きく引き離しています。
  この結果から、日本映画が韓国における‘日本人タレント’の認知を高める大きなメディアとなっていることが推測できます。
【表1】日本人男性タレントの認知度・好感度 【表2】日本人女性タレントの認知度・好感度
韓国で認知度1位の日本人ミュージシャンは「X JAPAN」 (68%)
日本人ミュージシャンの認知では、「X JAPAN」が68%と圧倒的に高い結果となりました。これは音楽性が評価されているだけでなく、2004年公開の韓国映画『僕の彼女を紹介します』の挿入歌に、日本語の楽曲としては初めて「X JAPAN」の「Tears」が採用されたことも大きいと思われます。
   「安室奈美恵」も54%と過半数が認知しています。安室奈美恵は2004年5月に初の韓国公演を行い、日本人アーティストとしては過去最大規模の2万5000人を動員した人気の高さが表れているようです。
【表3】日本人ミュージシャンの認知度・好感度
韓国で認知度1位の日本人スポーツ選手は「野茂英雄」(52%)
日本人スポーツ選手の認知では、メジャーリーグで活躍した「野茂英雄」(1位・52%)、現在メジャー活躍中の「イチロー」(2位・47%)、世界のホームラン王「王貞治」(5位・45%)、松井秀喜(8位・33%)などの野球選手が上位に挙がっています。好感度では「イチロー」が25%で最も高くなっています。
  またサッカー選手では「中田英寿」が2位(47%)、「小野伸二」7位(42%)、三浦知良が9位(26%)に、最近韓国で人気が出てきたK-1では「武蔵」が4位(45%)、「曙」が6位(44%)に入っています。
韓国でメジャーな日本文化は「日本のアニメ」(43%)
 日本では近年、韓国ドラマが人気を集めましたが、韓国において日本文化はどのように評価されているのでしょうか。韓国でよく見かける日本文化は「日本のアニメ」が43%で最も高く、次いで「日本映画」36%、「日本のマンガ本」32%と続いています。
  好きな日本文化としては「日本のアニメ」38%、「日本のマンガ本」27%が上位2を占めています。日本のオタク文化は韓国でも高く評価されているようです。
調査結果へのリンク・結果の引用・転載について
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