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■ 好きな外国テレビドラマ「X-ファイル」「ER 緊急救命室」「刑事コロンボ」がベスト3
■ 女性、特に50代における外国テレビドラマの視聴が高く、韓国テレビドラマが人気
好評連載中の「マクロミルのトレンドビュー」。このコーナーでは毎回タイムリーなテーマのもと、ネットリサーチで調べたトレンド情報をレポートする。今回のテーマは「外国テレビドラマ」。全国の20〜59歳の男女、1034名にアンケート調査を実施しました。
外国テレビドラマの接触率は全体の66%
20〜59歳の男女を対象に外国テレビドラマの視聴を尋ねてみると、全体の66%の接触率(「見る」+「ときどき見る」)となった。男女で比較してみると、男性の62%の接触率に対して、女性は69%やや高い。特に女性50代の接触率は77%と他の年代に比べかなり高くなっている。【図1】
50代女性では、人気の韓国ドラマが上位6番組を占める
好きな外国テレビドラマでは、「X‐ファイル」が最も高く47%、次いで「ER 緊急救命室」「刑事コロンボ」が各々40%となっている。男女で比較してみると、男性では「スター・トレック」「24 TWENTY FOUR」「ナイトライダー」などSF、アクションドラマが上位に入っている。一方、女性ではアメリカ制作の「フルハウス」「ビバリーヒルズ高校白書/青春白書」や、韓国制作の「冬のソナタ」「宮廷女官チャングムの誓い」「天国の階段」など国・ジャンルに関係なくバラエティに富んだ番組を好んでいることがわかる。女性50代では、上位10位に韓国ドラマが6番組を占めており、韓国ドラマの人気の高さが窺える。【図2】
外国のテレビドラマを見る理由として「ストーリーのテンポがいい」が42%
テレビドラマを見る理由について、外国テレビドラマと日本のテレビドラマで比較してみた。いずれも「ストーリーが面白いから」が最も高い点は同じである。外国テレビドラマが日本のテレビドラマに比べ高い点として、「ストーリーのテンポがいい」が日本のテレビドラマの16%に対し、外国テレビドラマは42%と圧倒的に高くなっている。また、「日本のテレビドラマにはないタイプのドラマだから」とする回答も43%見られた。【図3】