2006年12月18日
トピックス
■次世代ゲーム機3機種の購入意向、女性を取り込んだ ‘Wii’がトップ(37%)
■‘Wii’への期待は「今までにないゲームが楽しめそう」83% ■‘Playstation3’‘Xbox360’は「迫力ある高画質ゲーム」に期待 インターネット調査会社の株式会社マクロミル(本社:東京都港区、社長:辻本秀幸)は、本年12月上旬までに任天堂、ソニー・コンピュータエンタテインメント、マイクロソフトの大手3社から次世代ゲーム機が発売されたことを受け、「次世代ゲーム機に関する調査」を実施いたしました。
調査手法はインターネットリサーチ。調査期間2006年12月5日(火)〜12月6日(水)。調査対象は家庭用ゲーム機を所有かつ現在使用している全国20〜49才の男女。有効回答数は518名から得られました。
※参考として、家庭用ゲーム機非所有者かつ1年以内に家庭用ゲーム機購入予定者103名にも同調査を行い、比較しました。
次世代ゲーム機の購入意向、女性を取り込んだ‘Wii’がトップ(37%)
家庭用ゲーム機所有者に、次世代ゲーム機の購入について尋ねたところ、任天堂社の‘Wii’は、購入意向が37% (「既に購入した(予約済みも含む)」5%+「購入したいと思う」32%)で、次世代ゲーム機3種の中ではトップとなりました。ソニー・コンピュータエンタテインメント社の‘Playstation3’は「既に購入した(予約済みも含む)」2%、「購入したいと思う」22%となっており、合計で購入意向は24%でした。一方、マイクロソフト社の‘Xbox360’は購入意向(購入済み+購入したい)が5%という結果でした。
性・年代別に購入意向を比較すると、‘Playstation3’は男性で33%、女性では15%に留まっているのに対して、‘Wii’の購入意向は男性で40%、女性でも35%となっており、女性も男性に匹敵する購入意向があることがわかりました。さらに、女性では年代が上がるほど購入意向が高くなっている点も‘Wii’の特徴と言えそうです。
次世代ゲームの購入意向(ゲーム所有者:n=518)
※性・年代別購入意向については「調査結果レポート」詳細をご覧ください。 ‘Wii’への期待は「今までにないゲームが楽しめそう」83%
各ゲーム機への期待について尋ねたところ、Wiiの購入意向者では、‘今までにないゲームが楽しめそう’という点において「そう思う」と評価した人は83%に達しています。また、‘数多くのゲームが楽しめそう’においても、65%が「そう思う」と高い期待を示しています。
Wiiに期待することを自由回答形式で尋ねると「今までの家庭用ゲーム機にない操作感で、大人も子供も一緒に楽しめるソフトの発売(34歳・男性)」「家庭用ゲーム機でありながら、運動もできる(34歳・女性)」など、親子年代で楽しむことへの期待や、室内での運動に活用したいという女性の意見などが挙がりました。
「Wii」に対する評価 (Wii購入意向者:n=193)
‘Playstation3’ ‘Xbox360’は「迫力ある高画質ゲーム」に期待
Playstation3の購入意向者では、‘迫力ある高画質のゲームが楽しめそう’が約8割となりました。Xbox360の購入意向者においても‘迫力ある高画質のゲームが楽しめそう’が約6割と最多でした。
一方、購入意向のない人に、その理由を尋ねるとPlaystation3では「価格が高いから」を挙げる人が7割近く(66%)を占め、Xbox360においては「やりたいソフトがないから」が50%で最多でした。
「Playstation3」の評価 (Playstation3購入意向者:n=125)
「Playstation3」を購入したいと思わない理由 (Playstation3非購入意向者:n=94)
「Xbox360」の評価 (Xbox購入意向者:n=26)
※n=30未満であるため、参考値としてご覧ください。
「Xbox」を購入したいと思わない理由 (Playstation3非購入意向者:n=94)
本調査へのリンクはフリーです。
データを転載・引用する場合は、マクロミルの調査であることを明記してください。 |