2009年07月02日 2009年 環境意識に関する調査トピックス
インターネット調査会社の株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表:杉本哲哉)は、全国20才以上の男女を対象に、「2009年 環境意識に関する調査」を実施いたしました。 調査手法はインターネットリサーチ。調査期間2009年5月14日(木)〜5月15日(金)。有効回答数は1032名から得られました。 調査概要
調査結果 普段の生活の中で‘環境保護を意識している’人は、8割。
全国20才以上の男女に、普段の生活でどの程度‘環境保護’を意識しているか尋ねたところ、「とても意識している」が16%、「やや意識している」が67%となり、意識している人は、合計で83%となりました。 性年代別にみると、男女ともに年代が上がるにつれて‘環境保護’への意識が高くなっています。 環境保護に対する意識(n=1032)
Q.あなたは普段の生活で、「環境保護」をどの程度意識していますか?
性年代別/時系列比較
環境に配慮した企業活動、8割超が「イメージがよくなる」「信頼感が高まる」
「環境に配慮した商品やサービス」を提供している企業や、環境保護活動に積極的に取り組んでいる企業に対して‘イメージがよくなる’かどうか尋ねました。「そう思う」と回答したのは42%、「まあそう思う」と回答したのは47%となっており、合計で88%となりました。 また、‘その企業への信頼感が高まる’に対し「そう思う(そう思う+まあそう思う)」は82%でした。 環境に配慮した企業に対する印象 (n=1032)
Q.「環境に配慮した商品やサービス」を提供している企業や、環境保護活動に積極的に取り組んでいる企業について、
以下の項目はどのように感じますか? 環境キーワードの認知、「クール・ビズ」が75%で最多。
「環境」に関する用語をどの程度知っているか尋ねたところ、「クール・ビズ」の認知度が最も高く、75%が‘内容までよく知っている’と回答しました。次いで「家電リサイクル法」が61%、「ウォームビズ」が58%となりました。また、2009年5月に施行された「エコポイント」の‘内容までよく知っている’人は39%でした。 環境キーワードの認知 (n=1032)
Q.「環境」に関する用語をどの程度知っていますか? 「内容までよく知っている」の比率
※環境キーワードに対して、「内容までよく知っている」「聞いたことがある程度」「知らない」で聴取し、
「内容までよく知っている」のスコアで算出。 (25項目中、上位10位を抜粋) 消費者の気持ちは「環境保護よりも節約意識が強い(57%)」 「環境に良い商品は節約に繋がるので選びたい(54%)」
環境対策に関する気持ちを尋ねたところ、「環境保護の意識というより節約の意識が強い」に「あてはまる(非常に+まああてはまる)」と回答した人が57%、「環境に良い商品は節約に繋がるので選びたい」に「あてはまる(非常に+まああてはまる)」が54%となりました。‘節約’が環境対策のきっかけになっている人も多いようです。 一方で、「コストがかかっても環境に良い商品を選びたい」に「あてはまる(非常に+まああてはまる)」と回答した人は26%にとどまっており、‘環境にやさしく、お財布にもやさしい’環境対策が求められているようです。 環境対する気持ち
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