2009年09月16日 2009年 電子マネーに関する調査トピックス
株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表:杉本哲哉)は、1都3県(東京キ・神奈川県・千葉県・埼玉県)の15〜59才の男女を対象に、「電子マネーに関する調査」を実施いたしました。調査手法はインターネットリサーチ。調査期間2009年9月3日(木)〜9月4日(金)。有効回答数は1000名から得られました。 調査概要
調査結果現在、電子マネーを利用している人は7割超。20代では、約8割が利用。1都3県の15〜59歳に、電子マネーの利用状況を尋ねたところ、現在利用しているのは72%となりました。2007年に実施した調査では、電子マネーを利用している人は51%となっており、利用率が約20ポイント上昇しています。年代別にみると、20代では79%と他の年代よりも高い比率となっています。男女別にみると、男性では女性に比べ利用率が高くなっていました。 また、利用場所を尋ねたところ、最も多いのは公共交通機関(75%)ですが、それ以外の場所ではコンビニがトップで66%が利用している結果となりました。 電子マネーの利用の有無
Q.あなたは現在、電子マネーを利用していますか。
※インターネット専用の電子マネー(WebMoney、ちょコムなど)は除いてお答えください。 電子マネー利用場所(複数回答/上位10抜粋) <ベース:電子マネー利用者>
Q.あなたが普段、電子マネーを利用している場所をすべてお選びください。(いくつでも)
電子マネーの利用金額は、月額平均5,961円。男性は、やや高く6,591円。
電子マネーの1ヶ月あたりの平均利用金額を尋ねたところ、平均5,961円となりました。男女別にみると、男性では6,591円と女性の5,277円に比べ1,300円程度高くなっています。 また、2007年の調査と比較すると、今回は600円程度、利用額が増加していました。 1ヶ月あたりの平均利用金額 <ベース:電子マネー利用者>
Q.あなたは1ヶ月あたり平均していくらぐらい電子マネーで支払いをしていますか。
3年前より、電子マネーの利用頻度が‘増えた’人が、約8割。
利用できる場所の増加に加えて、「ポイントがお得だから」と利用する人も。 3年前と比較して、電子マネーの利用頻度に変化があるか尋ねたところ、「増えた」と回答したのは78%となりました。また、その理由を尋ねたところ、「利用できる場所が増えた(67%)」が最多ですが、「素早く買い物が出来て便利(44%)」と利便性を実感している人も多く見られました。男性では、「ポイントがついてお得だから(43%)」も上位に挙がっています。 電子マネーの利用頻度の変化 <ベース:電子マネー利用者>
Q.3年前と比較して、電子マネーの利用頻度に変化はありますか。
電子マネーの利用頻度が増えた理由(複数回答) <ベース:電子マネーの利用頻度が増えた人>
Q.あなたが3年前と比較して電子マネーの利用頻度が増えた 理由をすべてお知らせください。(いくつでも)
‘利用できる電子マネー’を意識して、コンビニを選ぶ人は4割超。
電子マネー利用者に、コンビニで買い物をしようと思った時、自分が利用している電子マネーが導入されているか考慮するかを尋ねたところ、「毎回、意識して店舗を選ぶ」が12%、「できるだけ電子マネーが利用できる店舗を選ぶ」が33%となり、電子マネーを意識してコンビニを利用する人は合計で4割超となっています。男性では、女性よりも比率が高く55%が意識していました。 意識してコンビニを選ぶ理由は、「支払いがスムーズになる」が8割、「ポイントがついてお得」と回答した人も半数を超えました。電子マネーの普及は、人々の消費行動にも影響を与えているようです。 コンビニにおける電子マネーに対する意識 <ベース:電子マネー利用者>
Q.あなたは、コンビニエンスストアで買い物をしようと思ったとき、 自分が利用している電子マネーが導入されていることをどの程度考慮しますか。
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