2009年10月09日 〜大型台風18号〜首都圏の通勤状況に関する調査トピックス
株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表:杉本哲哉)は、一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)の公共交通機関で通勤をしている会社員を対象に、「台風18号による遅延に関する調査」を実施いたしました。調査手法はインターネットリサーチ。調査期間2009年10月8日(木)〜10月9日(金)。有効回答は300名から得られました。 調査概要
調査結果8割の会社員が交通機関の運休の多さに困惑。 通勤時間に‘いつもの2倍以上‘かかった人が6割。大型台風18号の影響で交通機関の運行状況が乱れた10月8日(木)、公共交通機関を使って通勤している会社員300人に対して、当日の出勤時の状況について尋ねました。 「交通機関の運休が多くて驚いた」と回答した人は約8割に達しました。雨風に弱い路線だけでなく、JRや地下鉄などが相次ぎ運休したことに戸惑いの声が挙がっています。10月8日朝の出勤について、いつもと比べてどれくらいの時間がかかったか尋ねると、「いつもの2倍以上」と回答した人が6割となりました。そのうち「いつもの3倍以上」かかった人は2割となり、大型台風の影響で通勤の足が非常に混乱していた様子が窺えます。 通勤時の心境<ベース:245ss 10/8に出勤した人>
Q.10/8(木)の通勤時について、あなたにあてはまるものをお選びください。
いつもと比較して通勤にどれくらいかかったか<ベース:245ss 10/8に出勤した人>
Q.10/8(木)、あなたはいつもと比べてどれくらい 通勤(出勤)に時間がかかりましたか。
半数の会社員が「他の路線やバスなどに乗り換えを繰り返して出勤」
「運行開始まで駅でひたすら待った」会社員は26% 10月8日(木)、普段より通勤時間がかかった人に、電車の遅延・運休時にとった行動を尋ねたところ、「他の路線やバスなどを乗り換えて出勤した」が最多で50%となりました。「運行開始まで駅でひたすら待った」は26%となりました。また、「あきらめて、喫茶店に行くなどゆっくり過ごした」人は1割未満でした。 台風で交通混乱時、会社員の行動(単一回答)<ベース:147ss 通勤にいつもより時間がかかった人>
Q.10/8(木)の通勤時に、電車の遅延・運休が相次いだことであなたのとった行動に近いものをひとつ教えてください。
「ほとんどの社員が遅刻していた」など通勤・出社時の驚きエピソードが多数。
10月8日(木)の通勤・出社時について、会社員から多数のエピソードが自由回答形式で寄せられました。 出社までかなりの時間を要したとの回答が多く、「会社に行ったらほとんどの社員が遅刻していた」「一番遅い人は4時に出社して驚いた」などの回答がありました。中には、出勤に時間がかかりすぎて「5時間かけて行って4時間仕事をして帰ってきた」と気まずい思いをした人や「台風が行過ぎるまで家でゆっくりしすぎてしまい、出社したら自分より遠い人が既に出勤していた」と焦った人もいるようです。 自然災害による遅刻は、皆同じ状況のため、許される会社が多かったようですが「少ない人数での朝の業務が大変だった」「午前中は仕事が進まずその分午後からが大変でした」など仕事も混乱した模様です。 本調査へのリンクはフリーです。
データを転載・引用する場合は、マクロミルの調査であることを明記してください。 |