年末年始の過ごし方に関する調査

全国の20才～69才の男女を対象に、年末年始をどこで過ごす予定か尋ねたところ、「自宅」が73%、「(親・義親の住んでいる)実家」が21%と「家」で過ごす人は合計で94%となりました。また、年明けの瞬間を誰と過ごすか尋ねたところ、「家族」が86%と大多数を占めています。お正月を家族との絆をふかめる大切な行事だと認識している人も多く、「お正月は家族の大切さを再認識する」という回答が76%ありました。

帰省先があるかどうかを尋ねたところ、ある人は64%でした。帰省先がある人に、今年の年末年始に帰省する予定かを尋ねると、「帰省する予定」という回答は62%、「帰省する予定はない」は28%となりました。

今年帰省する理由については、「両親や親族に会いたいから」が77%で最も多く、次いで「のんびりできるから」が37%、「美味しい料理が食べられるから」が30%、「自分の家族を両親や親族に会わせるため」が28%でした。帰省先別にみると、東北地方で「両親や親族に会いたいから」「のんびりできるから」が他の地域に比べ多くなっています。また、北海道地方では、「美味しい料理が食べられるから」が46%と他地区に比べ高くなっていました。

年の年末年始にかける予算について尋ねました。予算の平均額は6万円で、分布をみると「5万円以上10万円未満」が27%で最多、次いで「3万円未満」が26%でした。年代別にみると、高齢層になるほど予算は高くなっています。

年末年始の出費については、昨年に比べて「増やす予定（10%）」となっており、「減らす予定（7%）」を上回っています。「変わらない」という回答は83%でした。

年末年始にかかる予算

Q.あなたの今年の年末年始にかける予算はいくらくらいですか？ ※帰省の費用や旅行など年末年始の特別な出費の合計でお答えください。

今年、おせち料理を食べる予定の人に、どのように用意するか尋ねたところ、「煮物など一部手作りして他は購入する」が54%、すべて購入する」は13%となっており、おせち料理を購入する人は67%となりました。2009年の調査と比較すると、手作りする人が減少し、購入する人が4ポイント上昇しています。

おせち料理の予算について尋ねると、「5,000～10,000円未満」が26%で最も多く、次いで「10,000円台」が23%、「3,000～5,000円未満」が17%となっています。2009年調査と比較すると、'1万円以上'と回答した人が4ポイント上昇しており、大人数用のおせちや高級おせちの購入が増えていることが推測できます。

おせち料理の用意の仕方 ＜ベース：今年おせち料理を食べる予定がある人＞

Q.あなたの「家」では、おせち料理はどのように用意しますか？
※例年、年末年始をお過ごしになる家についてお答えください。