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2005年2月22日
J-WAVE Macromill Case File 2005/1.24〜28放送分
トピックス
大震災発生直後に重要な取り組みは?
約9割の人が、「飲料水・食料の提供」 「ライフラインの復旧」 と回答 好評放送中の「Macromill CASE FILE」。このコーナーでは、毎週タイムリーなテーマについてレポートします。
1月第3週のテーマは、「阪神大震災」。震災から10年が経った今、阪神大震災を経験された兵庫・大阪在住 の方に、地震対策や、大震災発生直後に必要だと思う取り組みについて伺いました。
Q.阪神大震災で被災された方(家族・友人含む)に伺いました。
被災する前に、どのような地震対策をしておけばよかったと思いますか? A.約6割の人が、「家具の固定」 「飲料水・非常食の備蓄」 をしておけばよかったと回答
Q.阪神大震災を経験された方に伺いました。
あなた、もしくはあなたのご家庭では今、どのような地震対策をしていますか? A.「懐中電灯の所持」 が最も高く、全体の約6割から回答
Q.阪神大震災を経験された方に伺いました。
大震災発生直後 〜 1週間程度の期間で、重要だと思う取り組みは何だと思いますか? A.被災の有無に関わらず、約9割の人が、「飲料水・食料の提供」 「ライフラインの復旧」 と回答
飲料水・食料の提供」 が重要な理由 (自由回答より一部抜粋)
・ 生命に関わることだから。家に備蓄していても、避難するときに持ち出せる量は限られているため。[男性・25歳]
・ 食べないと生きていけないから。また、両親が高齢なため、食べ物を買いに行くのに非常な労力を要したから。 [男性・38歳] 「ライフラインの復旧」 が重要な理由 (自由回答より一部抜粋)
・ 生活の基本で、ライフラインが復旧することにより精神的に多少なりとも楽になるから。[男性・37歳]
・ ライフライン(道路含む)が復旧していないため、支給物がうまく行き渡らなかったり、 本当に必要なところへ運ばれているのかという疑問があったから。[女性・38歳] 「避難場所や宿泊施設の提供」 が重要な理由 (自由回答より一部抜粋)
・ やはり、私がそうだったように住む所が1番困ります。食べ物は1〜2日は我慢できます。
でも、寝るところがなければ、それが1番不安ですし、精神的にまいってしまうからです。[女性・43歳] ・ まず被災者の安全確保が最優先だと思います。一人でも多くの人命を救助するためには、 初動体制として避難場所の確保ができているかいないかの差は大きいと感じます。[男性・40歳] 本調査へのリンクはフリーです。
データを転載・引用する場合は、マクロミルの調査であることを明記してください。 |