2020年7月1日から、全国でレジ袋が有料化されました。

海洋ごみ・地球温暖化といった環境問題を背景に、人々のライフスタイルを見直すきっかけとなることを目的とした施策ですが、みなさんの生活に変化はあったのでしょうか？

アンケートで聞いてみました！

まずエコバッグの使用状況を聞いてみたところ、「使っている」と答えた方は88.5％！有料化から2か月以上経ち、ほとんどの方がお買い物の際に使っています。

さらに店舗別に聞いてみたところ、スーパーとコンビニでは男女別に持ち帰り方に差があることがわかりました。

どちらの店舗も最も多いのは「エコバッグ等に入れる」ですが、コンビニで買い物をした際のエコバッグの使用率は男性で35％、女性で54％とスーパーに比べて低くなります。

また、男性はコンビニで買い物した際はそのまま手持ちで持ち帰る方が女性に比べて多いようです。

ちょっとした買い物に手ぶらでいくか、バッグを持っていくかの違いが影響しているのかもしれません。

では、お会計の際にレジ袋の有無はいつ伝えているのでしょうか？

店員に聞かれる前に伝える人は27.6％！多くの人は聞かれた時に答えているようです。

最後に、レジ袋が有料化されてからの行動や意識の変化について聞いてみました。

レジ袋をもともとゴミ袋として使っていたので、結局袋を追加で買わなければならず環境にいいのかはよく分からない。意識を変えるという点ではいい試みだと思う。多くのものが過剰に包装されていることに気づいた。（女性/24歳）

出掛けたついでにコンビニ等によらなくなった。

コンビニでは手で持てる程度のものしか買わなくなった。（男性/22歳）

特にものを入れられる袋を意識して持ち歩くようになったが、忘れたら忘れたで5円ほどで袋を購入できるので特に気にしてはいない。（男性/33歳）

今までレジで貰っていた袋を家庭のゴミ袋として使用していたが、有料化で貰えなくなってしまったため、あらたに購入しなければならなくなった。そのため、ゴミ出しも回数を少なくし、やりくりをするようになった。（女性/69歳）

エコバッグの使用だけでなく、普段のお買い物の量やごみの出し方にも変化があった方もいるようです。あらためて、日常生活でのエコ活動に意識を向けるきっかけになると良いですね。

次回のテーマは「私のお国自慢　岩手編」、10月中旬の公開を予定しています。お楽しみに！