Question 82
1500人に聞いてみた!
食品・日用品のストック
ストックの量や工夫
ローリングストック法とは
みなさんは、食品や日用品をどのくらいストックしていますか?
今回は、日々の生活を楽にし、緊急時には生活の支えにもなる食品や日用品のストックについてモニターさんに聞きました。
何をストックしているかは、誰と一緒に住んでいるか、同居家族が何人いるか等によって違いがありました。ただし、トイレットペーパーやマスク・ゴミ袋などは同居家族に関わらず多くの方がストックしていると回答されました。
そして決めるのが難しいのが量。沢山あれば安心な反面、場所をとる、使用期限・賞味期限が切れてしまうなどの問題も起きてきます。
モニターさんの量の決め方をご紹介します。
◇使用する期間で決める
・1ヶ月で使える分と災害の時に困らないような物や量をストックしています(33歳・女性)
・3日分ぐらいの食料と1ヶ月ぐらいの日用品のストック(63歳・男性)
◇収納場所の広さで決める
・収納棚に入る量まで。使う量プラス1個か2個まで。自分が何個あるのか把握出来る量以上は買わないようにしています。(28歳・女性)
・種類ごとに収納場所(籠、段ボールなど)を分けて、それに入る範囲で安売りなどあれば、多めに買う(31歳・男性)
◇購入頻度を決める
・月に一度ホームセンターでまとめ買い。日用品は基本的に使用中のもの以外に予備を一つ用意している。(36歳・女性)
・日用品や食料品は、週に1回のペースでまとめ買いをしていますが、とりあえず買わなきゃと思ってから2週間は売り切れとかで買えなくても良いぐらいのストックをしてます。(47歳・男性)
そのほか、ご家庭での工夫や経験談など、ストックにまつわるエピソードもお寄せいただきました。
・トマトジュースは栄養もあるし、ペットボトルなのでストックしやすい。
賞味期限が近くなったら、パスタやスープなど色々なレパートリーがあるので消費に困らず良い(21歳・女性)
・買ってきたら奥に入れるようにして、前からすぐ使えるようにしている(21歳・女性)
・場所によっての洗剤を買っていたため、たくさんの洗剤でストック場所がいっぱいになっていて置き場所にとても困っていましたが、それをやめて、すべての場所のお掃除にアルカリ電解質や重曹やクエン酸を使うことにしたので、ストック場所が溢れることはなくスッキリしました。(45歳・女性/抜粋)
・アウトドア用品がそのまま災害時に使えるので趣味の延長で日頃から燃料や灯火類を使える状態に保っている。(54歳・男性)
・震災の時、カセットコンロが重宝した。ガスボンベは必要(59歳・男性)
「食品は忘れそうになるので、定期的に棚卸してローリングストックをするようにしている(44歳・男性)」というように、ローリングストックを行っているという方も多くいらっしゃいました。
ローリングストックとは、普段から食べている食品や日用品を少し多めに買っておき、使った分だけ買い足して置くというやり方。食べなれた食品や使い慣れた日用品が常にストックされている状態なので、非常時にも慌てずに済みますし、いつもと同じという安心感を得ることができそうです。
ストック・備蓄を始めようとしている方、お悩みがある方は、ぜひ参考にしてくださいね!
次回のテーマは「リモートワーク」。3月下旬ごろ公開予定です。
お楽しみに!
- 調査主体:
- マクロミル
- 調査方法:
- インターネットリサーチ
- 調査地域:
- 全国
- 調査対象:
- 20歳以上の方
- 割付方法:
- 男女年代を均等に回収/合計1500サンプル
- 調査期間:
- 2021年2月18日(木) ~ 2月24日(水)
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