日本で一番人数が多い苗字といわれている「佐藤」さん。

今回は「佐藤」の苗字を持つモニターさんに、苗字に関するアンケートに答えていただきました。

 

「佐藤」さんたちが、違う苗字になるとしたら、なってみたい苗字を答えていただきました。多くの方が選んだ苗字と理由をご紹介します。

 

「鈴木」

・国内で2番目に多い苗字であり、親近感があるから。（40代男性）

・名前が珍しいため苗字は平凡なでよい（20代男性）

 

「伊集院」

・○○院や○○宮などの高貴な印象のある苗字になりたい（40代女性）

 

「田中」

・「藤」の画数が多くて書くのが面倒臭いし、キレイに描くのが難しい。画数が少なくて左右対称の苗字はいいなと思う。（30代女性）

 

次に日本で一番多い「佐藤」という苗字だから起こった出来事や、エピソードをご紹介します。

同じ「佐藤」の苗字の人と出会う場所として「病院」をあげていただいた方が130名いらっしゃいました。

・病院や学校など名字だけで呼ばれても一応顔を上げるが、自分ではないだろうと思ってしまう。だが、「佐藤さん」と聞こえれば必ず反応はしてしまう。（40代男性）

・2～3回目にやっとフルネームを言ってくれて、自分じゃなかったら反応しなくてよかった～とそこで肩の力を抜きますが、自分だったらあわててすいませんすいませんと診察室に急ぎます。自分が診察室に行くとき、待合室で肩の力を抜いてる人がいたりすると、あ、あの人も佐藤さんだなとわかってしまうので、きっと自分もバレているのかも…（50代女性、一部抜粋）

 

他にも「学校」をあげてくださった方が141名、「職場」を94名の方があげてくださいました。

学校や職場では「佐藤」さんを区別するために、名前で呼ぶことが多いそうですが、それについてポジティブに感じている方もいらっしゃるようです。

・ありがちな苗字だからこそあえて名前で呼んでもらえたりするので、かえって距離が縮まって良いなと思うこともある（40代女性）

・入籍して「佐藤」になったので、下の名前でのあだ名で呼ばれるようになった！親しみを持ってもらえてるので、ありがたいきっかけでした。（20代女性、一部抜粋）

 

ハンコがいつも売り切れているや、間違い電話やメール、郵便の誤配送など、同じ苗字が多いからこその困ったエピソードも教えていただきました。中には偶然の一致がありすぎて、こんな驚きのエピソードも。

・以前勤めていた会社へ叔母が電話してきた時に、名前まで同じ人がいた。その人にも偶然、同じ場所に何年も会っていない叔母がいて、お互いに変だと思いながら、話題が食い違って気が付くまでしばらく話したという。（60代女性、一部抜粋）

・名前も多いので、同姓同名も多い。 高校生の時、映画館で私の友達から呼び出しがあり受付に行くと、なんと私以外に他に小学生と大人の同姓同名の人が同じ時間に見ていて三人でびっくりしたことがあった。（60代男性、一部抜粋）

 

また、西日本には「佐藤」姓が比較的少ないようです。

・苗字が一番多いが、沖縄に転勤になったら、佐藤がいなくて驚いた。沖縄に13年いるが、佐藤は一人しか会っていない。（40代男性）

・私の住む愛媛県では、あまり多くない。学校では佐藤性は1人。伊藤はたくさんいます。（40代女性、一部抜粋）

 

最後にちょっと微笑ましい「佐藤」さんエピソードをご紹介します。

・メールアドレス、アカウント名でなかなかシンプルな本名で獲得できない。でもいくつかゲットしてるのが密かな自慢、いや自己満足。（40代男性）

・娘が苗字を砂糖としばらくの間勘違いしていたようで、「お名前は？」と聞くと「甘い方！」と答えて爆笑した。（30代女性、一部抜粋）

・佐藤同士でお付き合いしております！（20代男性）

 

あなたの周りに「佐藤」さんは、何人いらっしゃいますか？