近年「予防歯科」が主流となり、オーラルケア商品の種類も増えています。

みなさんは、どのような歯ブラシやオーラルケア商品を使用していますか？

6月4日は「虫歯予防デー」ということで、今回は歯磨きのアレコレを聞いてみました！

 

 

■普通の歯ブラシ or 電動歯ブラシ？ 

普段使用している歯ブラシのタイプを聞いてみたところ「通常タイプの歯ブラシ」と答えた人が84.2％、「電動歯ブラシ」と答えた人が13.4％、「歯ブラシは使わない」が2.4％という結果になりました。

電動歯ブラシは高性能なものや携帯向けのコンパクトタイプなど多くの商品が発売されていますが、通常タイプの歯ブラシを使用している人が圧倒的に多いようです。

 

■歯ブラシの毛の硬さ、ヘッド、毛先の形状は？

【毛の硬さ】

男女ともに60％以上の人が「ふつう」と答えました。

性別×年代別で見ると、男性20～40代は他と比べ「かため」が多く、女性の20～30代と50代は「やわらかめ」を好む結果となりました。

 

【ヘッドの大きさ】

男性は半数以上が「レギュラー（61.0％）」と回答。

女性も「レギュラー」が1位でしたが39.7％と半数を下回り、その代わりに「コンパクト（36.9％）」や「超コンパクト（14.0％）」が多く選ばれる傾向が見られました。

 

【ヘッドの厚み】

全体的に「ふつう」が多いものの、「薄型」は男性よりも女性に好まれているようです。

 

【毛先の形状】

男性の1位は一般的な「ラウンド毛（29.9％）」、女性の1位は「超極細毛（27.8％）」という結果になりましたが、毛先の形状は他の質問に比べて「わからない」と回答した人が多く、使用時にあまり意識されていないのかもしれませんね。

 

■歯ブラシの交換タイミングは？

「1ヶ月に1回以上」と「2ヶ月に1回以上」の合計が男女ともに半数を超える結果になりました。なお「1ヶ月に1回以上」の頻度で交換すると答えた男性は24.6％、女性は36.0％で、女性のほうがこまめに歯ブラシを交換する傾向が伺えます。

 

■歯磨きの磨きはじめはどこから？

男女ともに「下歯の左奥側から」との答えが一番多く、次いで「上歯の前側から」、「上歯の左奥側から」という順になりました。

右利きの人が歯ブラシを使う場合、磨きはじめは左側の歯になりやすいのかもしれませんね。

なお、磨きはじめは「決まっていない」という人も少なくありませんでした（男性12.7％、女性6.6％）。

 

■歯ブラシ以外で使用しているオーラルケア商品は？

「歯磨き剤（歯磨き粉）」が82.1％と多く、次いで「歯間ブラシ（35.6％）」「洗口液（32.8％）」

「デンタルフロス（23.8％）」となりました。

歯と歯の間は、歯ブラシで綺麗に磨くのは難しく、虫歯になりやすいことから、歯磨き粉と併用して使用している人も多いのではないでしょうか。

 

■歯磨き剤（歯磨き粉）に求める主な効果は？

歯磨き粉に求める主な効果をひとつだけ選んでいただいた結果、1位は「歯周病予防（34.1％）」、2位は「虫歯予防（33.4％）」という結果に。

ほか、「ホワイトニング効果」は男性20代／女性20～30代、「口臭予防」は男性40代、

「歯周病予防」は男性60代以上／女性50代以上、「知覚過敏ケア」は女性50代が多いという結果になりました。

 

歯を失う大きな原因は、むし歯と歯周病だそうです。

歯科疾患は、身体の各部に重篤な病気を引き起こす原因にもなるため「歯は健康のバロメーター」と言われています。

みなさんのオーラルケアは、アンケート結果と比べていかがでしたか？ 

 

 

次回のテーマは「遊びのローカルルール」、5月下旬の公開を予定しています。お楽しみに！