「お買物モニタ」さんには、専用のバーコード読み取り端末もしくはスマートフォンアプリで購入した商品のバーコードをスキャンし、付加情報を入力して送信していただいています。普通のアンケートと違い、継続的にデータを蓄積していく活動になります。

企業の担当者の方は、蓄積されたデータを見て自社の商品がどの時期にどの程度売れているのか、あるいは、どういったお店に置けばお客様に届くのかを確認したり商品をリニューアルするために使ったりと様々なことに活用されています。

モニターさんには漏れなくデータを送信してただかなくてはなりません。継続的に送信していただく、ということも重要です。そのために、モニターさんには適宜お知らせやご案内をなどをお送りしています。

最初の頃、お知らせやご案内の中身は文字だけで堅めの印象でした。モニターさんに楽しんでいただけるコミュニケーションの仕方をいろいろ模索した結果、一年ほど前に「お買物レンジャー」というキャラクターが完成しました。現在は、お買物レンジャーに託して色々なことをモニターさんに伝えることができるようになりました。モニターさんからも「わかりやすくなった」「親しみが湧いた」と評価をいただいています。

日々活動してくださるモニターさんからいただくお問い合わせを蓄積しているほか、活動を始めてしばらくたったモニターさんを対象に、実際に活動してみてわからないことや改善要望などを聞くアンケートを実施しています。

例えば、活動の仕方をご案内する冊子の内容や、アプリの機能についてなどはモニターさんからのご意見により、より負担なく活動を続けていただけるように改善・工夫をしてきました。機器やアプリの機能についてはいろいろなご要望がありますが、モニターさんからのアンケート結果を元により多くのモニターさんが必要としている機能を優先的に開発しています。

活動をしている方にお話しを伺うと、自分のデータが企業の新商品開発に役立つという意識や日々の買い物をデータで確認できるのが楽しい、といったご意見を聞くことがよくあります。

お買物モニタの活動は、「購買行動に合ったデータを」「継続的に」送っていただくことが基本でモニターさんたちは、こまめに活動を頑張って続けてくれています。だからこそ、わたしたちもモニターさんの声に真摯に向き合い、続けてもらうための努力をすることで信頼関係を築いていきたいと思っています。