マクロミルで実施されている「オフラインリサーチ」とよばれる調査をモニターさんにとっても企業の方にとってもより良いものにしていくための取り組みを進めています。

オフラインリサーチとは、インタビューや座談会でお話をお伺いしたり、試食や体験をしていただいた上でアンケートに答えていただくなど、モニターさんに会場にお越しいただいて実施される調査を指します。
モニターさんの生の声を聞くことができるということで、企業の方にご好評いただいています。

実際に活用されている企業の方からは、「消費者の立場からだと当たり前のことなのに気づいていなかったことを、モニターさんの声によって気づかされた」「商品開発を行うときの投資判断をするときにモニターさんの声が後押しになって勇気づけられた」といったお声をいただいています。

このオフラインリサーチを、モニターさんにとっても企業の方にとってもより良いものにしていくための取り組みを進めるのが現在の仕事です。

より多くのモニターさんの生の声を企業の方に届けたい。改善するには、当事者であるモニターさんの意見を聞いてみなければ始まらない。

より多くのモニターさんに参加していただくにはどうすればよいかを検討する際に、モニターさんが会場に出向いて参加する調査についてどのようにとらえているかを知りたいと思いました。

実際に会場に来てくださるモニターさんとは接する機会があります。
ただ、会場にお越しいただいたことがない方とは接する機会がありません。

どこをどう改善する必要があるかを判断するには、どちらの立場の方の声も必要でした。

応募時の不安、そして普段の生活の中でのマクロミルの位置づけ。モニターさんにとっての「当たり前」にハッとさせられました。

モニターさんの声を聞いたことで、大きく2点の気づきがありました。

ひとつ目は、モニターさんは自分たちが思っている以上に応募にあたって不安に思っているということ。
「自分が詳しいことなら話もできるけれど、そこまで詳しくないことに対しては特別な意見は言えないし…」「何か聞かれてもうまく答えられる自信がない…」といったご意見をいただきました。
応募したことがない方や会場にお越しいただいたことがない方の立場からはごく自然なご意見だと思いました。

ふたつ目は、モニターさんは日々の忙しい生活の中で参加してくださっているということ。
インタビューや座談会、会場調査に応募するためには、応募画面の中でいろいろな種類の規約に都度同意していただいたり、マクロミルにご登録いただいているようなお名前やメールアドレスなどの情報を改めて毎回入力していただいたりと、手間がかかっていました。
モニターさんの貴重な時間を使って応募していただくのだということを考えれば、応募の簡略化は必然でした。

どちらも言われてみれば「当たり前」のこと。
これらの気づきを元に、まずは応募画面を改善する取り組みから開始しています。
※実際に改善した内容はこちら（https://monitor.macromill.com/my_topics/kaizen.html）からご覧いただけます。

専門知識や経験は必要ありません。
お聞きしたいのはモニターさんのストレートなご意見です。

消費者の方の声に立ち戻って確認できるかどうかというのが、調査を行う上で一番大切にされていることです。
専門的な知識や意見は会社の中でたくさん出てきますが、実際の生活の中での視点はなかなか出てきません。

ご参加いただく方には、毎日を過ごしている中で感じたことや、試食や体験をしたときに感じたそのままをお話していただきたいと思っています。
プロのインタビュアーが色々な角度でお伺いしていきますので、しゃべるのが苦手だったり、意見を伝えられるか不安に思われている方でも安心してご参加いただけます。
実際に参加された方からは、「楽しかった」「話すことが苦手だったけれど、自分自身に対して新しい発見ができた」といったご感想をいただくことがあります。

ご応募いただいた方全員に参加していただくわけにはいかないのが心苦しいのですが、応募すること自体がうれしくなるような、何かメリットに感じていただけるような取り組みも行っていきたいと考えています。

ご参加いただいた場合の謝礼は、2時間で8,000ポイント（8,000円相当）です。
ぜひ気軽に応募してみてください。